こんにちはkaoru(@kaorunba)です。幼稚園教諭・保育士の免許を持つ47才主婦です。幼稚園勤務6年、子育て歴20年の経験をいかして、楽しい子育てやストレスのあまりたまらない育児や私の好きな事を紹介していきたいと思います。
さて、皆さんは学生の頃勉強が好きだしたか?私は大嫌いでした。図工と美術の為に学校に通っていた様なものです。そんな勉強嫌いな母親が実践したワクワクして勉強をする子に育てるコツ!高学年(中学受験)について書きたいと思います。
高学年
低学年の頃、我が家では予習しない・習い事もしない・宿題をするだけ・息子の話に耳を傾ける・先生、学校、友達の悪口を言わない・これだけで、先生の話をワクワクして聞くようになりました。高学年になる頃には、どんどん勉強が好きになって行きました。遊びに行く、帰ったら宿題をするこのリズムは習慣になり、宿題したの?早くやりなさい!など言う必要がなく、親子でストレスを感じる事はありませんでした。
中学受験
そんな時、担任の先生より「中学受験をしてみてはいかがでしょうか?県内で通える範囲に、小規模で面倒見の良い学校がありますよ。」と紹介されました。「ただし4年生まだは、思い切り遊ばせる事、5年生になったら近所の塾(市進)に入って受験の準備をするといいですよ。」と言うお話でした。
小中高と公立だった私は、少し驚きました。そして早速、紹介してくださった学校がどんな学校なのか調べる事にしました。そして私は、またまた驚きました。その学校は県内でも5本の指に入る有名な中高一貫校だったのです。
そこからは、旦那様と話し合いです。旦那様も小中高と公立だったので中学受験と聞いただけでチョット別世界の話でしたが、勉強を勉強と思わないでワクワクしながら授業を受ける息子の事を考えると、受験を考えてみても良いかもしれないという事になりました。
ただし、先生が言っていた4年生まではしっかり遊ばせる。という事はちゃんと守り、家庭での勉強方法も今と変わらず宿題だけをし、早寝早起きの生活リズムを守る。この3つはしっかりとやっていこうと決めました。
そして4年生も終わりを迎えるころ、息子にも話をしました。親の勝手な思いだけで受験をさせては、駄目だと考えたからです。
子供だからとか、難しい事だから言うことを聞きなさい!あなたの将来の為だから!ではなくて、難しいなりにも分からないなりにも、一緒に考えました。もちろん息子が嫌だと言えば受験は無しでしたが、息子の勉強に対するワクワクは止まりませんでした。
5年生からスタートした受験勉強ですが、塾の先生には「何も習い事をしてきていないのに中学受験ですか?」と初めは言われました。
しかし、入塾テストまでに出された課題を、パズルやクイズを楽しむようこなす息子の姿に驚いていました。
そして、無事入塾テストも合格し、いよいよ受験に向かって親子で一歩を踏み出しました。踏み出したと言っても、あまり勉強方法は変わりません。予習はしない・宿題と復習のみ・しかも復習は間違えた所だけでした。勉強嫌いな私は恥ずかしながらついていけず「間違えたところノート」を作る手伝いをしていたくらいです。
息子の悩み
ワクワクして塾に通ていた息子も、ある日「頭の中の引き出しが、もう一杯で入らないかも」と打ち明けてくれました。
そこで私は「引き出し整理してみれば?」「新しいタンス買ってみたら?」とアドバイスをしたところ、整理整頓の苦手な息子は「新しいタンスか…」と何となく納得していました。
それから息子が、頭の中の引き出しをどう整理したかは、わかりませんが志望中学に合格することができました。
受験にあたって注意いていた事
なんだか、中学受験をしたというと教育ママでビシバシやらせてた様ですが、そんな事はないんですよ!早寝早起きのルールは変わらなかったですし、勉強しなさい!ではなく一緒に間違えたところの解き直しをし、間違えた所ノートを作ることくらいでした。
とにかく私としては、ワクワクしながら勉強してほしかったので、息子の話に耳を傾け、時には心の声にも耳を傾けました。
特に心の声は大切だと思っていたので、高学年になってもスキンシップはバッチリとっていました。同居している義父母には恥ずかし!いつまでも赤ちゃんみたいな事をして!等言われていましたが、私と息子は気にすることもなくベタベタしていました。
そうするとチョットした心の声が聞こえてきたり、こちらから聞かなくても、色んな話をしてくれました。そうすることで、お互いリラックスし、受験へのプレッシャーやストレスも軽くなりました。
こうして、第一志望の中高一貫校に合格をして、新しい生活がスタートする事になりました。親子でワクワクして入学式を迎えた事は今でも忘れません!
しかし、この後反抗期が襲ってくるのです!その話はまた次回に紹介したいと思います。
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