こんにちはkaoru(@kaorunba)です。幼稚園勤務6年、子育て歴20年の経験をいかして、楽しい子育て、ストレスをあまり感じない育児や、私の好きな事を紹介いたいと思います。
2回にわたり、勉強嫌いな母親がワクワクしながら勉強するようになる方法を紹介してきました。志望中学に合格し、親子で期待を膨らませながら入学式を無事迎え、さぁ!ワクワク勉強するだろうと思う親の気持ちに反して、反抗期がやってきました!!
反抗期
中高一貫校に合格した息子は、電車通学という事で携帯電話(まだガラケー)を持たせることにしました。中学生活では、電車通学・携帯電話・先輩・部活と勉強以外のワクワクが待ち構えていました。
しかも反抗期がやってきます。クソババー!金よこせ!とまではいきませんでしたが、親なんてうるせーんだよ!的な態度でした。
勉強がワクワクしていた息子は何処へやら…部活、寄り道、カラオケ、ボーリング、こうなったらもう止まりません。だってワクワクする事だらけですもの。
入学時上位だった成績も、あっという間に急降下!しかも学校からは、勉強しなさいは言わないで下さい、物で釣って勉強させないで下さい、本人が気が付かない事には、何をやってもダメですからと、強く言われました。
先生に言われ私は考えました。そうだ!先生の言う通りだ!今までだって勉強しなさいなんて言ったこと無かったじゃないか!初心にかえるんだ!
ダメと言われれば、やりたくなる。コソコソ隠れてやるようになる、ならばもう飽きるまでオープンでやらせてみよう、遊びたいだけ遊べばいいじゃん!
反抗期?結構結構、私だけピリピリしていてもしょうがない、しわが増えるだけ。反抗期の息子を観察して楽しもうと決めました。勿論、旦那さまの協力も必要です。
そして、夫婦で中学3年間待ち続けました。勉強しなさい!は禁句です。ただし、定期考査の結果と成績表だけは絶対に親に見せる。その時にどうして間違えたのか、なんで点が取れなかったのかを、考えさせました。
そして、とうとう勉強をしないまま、高校に進級…そうです、成績が急降下したまま高校生になってしまいました。幸いな事に中高一貫だったので進級試験だけで済みました。
高校受験があったら、もう少し対応が変わっていたかもしれません。勉強をワクワクしてやっている時に、受験をしておいて良かったのかもしれないと思いました。
高校生活
そんな息子でしたが、高校生になるとある事がきっかけで、勉強をするようになりました。
それは…彼女が出来たのです。
何事もオープンにしていた為、彼女が出来たことはすぐに打ち明けてくれました。反抗期も高校生になると落ち着き始め、遊びに忙しかった息子の生活にデートが一つ加わりました。
デートに行きたい、快く家族にOKしてもらいたい。そこで息子は急降下した成績を上げることにしたようです。
学生としてやる事さえやっていれば親も納得するだろうと思ったようです。
得意な教科でしっかり点を取り、苦手な教科はほどほどに。
とにかくデートに行きたいんですもの、息子はやり始めたのです。きっかけなんて何でもいいんです。
ここで気を付けなければいけないのが、この気持ちを大切にしてあげる事。茶化していけません。
息子は早寝早起きのルールだけは、反抗期の頃も高校生になっても、なぜかしっかり守っていました。その為、家で勉強をする姿はあまり見たことがありませんでしたが、中学時代急降下した成績も徐々にあがってきたのです。
こうして高校生活も部活、遊び、デートと満喫しながら、あっという間に後半に突入していきます。
いよいよ大学受験が待っています。
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